脱毛について③

突然の脱毛  ・・・どうする？

 

ある日突然、脱毛が始まると、誰もが驚くものです。

私どもの店にも、時々相談にお見えになります。脱毛の状態を見せながら、

　　　　「私みたいな人がほかにもありますか？

　　　　　　　　　　　　恥ずかしくて、恥ずかしくて・・・・」

というのが、殆どのパターンですが、仕事柄、当然と言えば当然ながら、

少なくとも年間に10人ぐらいはご相談にお見えになり、

お電話でのご相談（ご本人、ご家族、ご友人などから）も毎月数件ございます。

実際に観察させていただくと、おおまかに

①神経性脱毛、②病気によるもの、③病気治療の副作用によるもの、

　　　　　　　などと思われるケースが多いようです。

「円形脱毛症になったので、・・・・・・」とご来店される方も多いのですが、

自己診断は、ときに危険である場合もあります。

観察しているとき、直感的に自己免疫疾患を疑い、お客様に、

「いちど、お医者さんで診てもらって、血液検査してもらわれては如何ですか？」

と、お奨めし、実際にそうだったケースも少なくありません。  

　　　突然脱毛したとき、どうすればよいか。

　もうお分かりだと思います。

　まず、いちどは医師に相談してみましょう。

疾病が原因のときは、当面その治療が重要となるからです。

私どもの現場でも、甲状腺の病気、膠原病、自己免疫疾患など病気に起因するもの、

投薬が直接的にあるいは間接的に影響したもの、

それら以外の原因があると思われるもの、

というぐあいに、脱毛の仕方も多種多様です。

　『突然の脱毛』は、あなたの身体の内部変調を知らせるサインでもあるのです。