全頭ウィッグの修理 プロセス(1)

  1. 修理の工程のうち “植毛 ネットの補修″など 集中的にする作業は工場に発送して 専門の職人さんに外注しますが こちらの指示通りの仕上がりに近づけるため 発送前の製品の手入れがかなり重要です。その「事前処理」の一例を掲載します。

◊お預かりした修理依頼品の状態です

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1⃣まずは洗浄して 見た目には判らない汚れなど不要物を取り除いていきます。

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弱アルカリ性のシャンプーで洗った後 色落ちしました。手触りが悪く 何かが付着していると思われる。

2⃣2回めのシャンプーをします

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2回めのシャンプーをした後 自然乾燥してみると ようやく溶け出した不純物がまた固まり 毛が数本ずつ束になる。おそらく劣化した整髪料が重なって 除去し難くなっていると思われます。

3⃣リムーバー処理した後に、もう一度シャンプー。シャンプー後に癖をとるためのパーマ。パーマの後シャンプー。その後染毛。染毛の後シャンプー。今回は毛がところどころ傷みの激しい箇所があったので、弱い薬液でをたっぷり時間を使ってリムーバー処理をやりました20240202_090452

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発送前の処理を終えると 修理が必要な箇所が見えてきます。

設計書を仕上げて 発送手続きします。

令和6年4月10日

 

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