八月のおもいで

子供のころ、~昭和40年50年ごろ~

 

 夏の間、毎週土曜日になると、土曜市があり、

今市町の、中町、扇町、駅通りでは、

夜、9~10時まで、賑わったものである。

 

 一学期の終わりごろになると、

土曜日、半ドンの下校途中、

中町の所々、道の真ん中に、氷の板が立てられていて、

中に、フルーツや缶ジュースが入っていて、

友達と交替々々に、手を当てて氷を解かすのだが、

中のオヤツにたどり着くことは決してなかった。

金魚すくい、ヨーヨー釣りなどもあって、毎週楽しみにしていた。

 

 夜、母が一緒に出掛ける時には、

「アポロ」という玩具屋で、

動物のフィギュアを一つ二つ、買ってもらった。

 

 帰りに、矢田果物屋さんで、フルーツを買ったり、

坂根屋さんで「オムレット」を買ってくれたりするので、

今度は、早く家に帰りたくなるのであった。

 

 昭和47年頃、「中町」が「サンロード中町」になって、

やまだ傘屋さんの前あたりで、歌手の“栗田ひろみ”さんと、

漫才師の“ちゃっきり娘”が公演したのを憶えている。

土曜市は毎週、歩くのも大変なくらいの賑わいだったが、

その日は、おしくら饅頭をしているかのような大賑わいだった。

 

 私の思い出の中で、中町一番の賑わいである。

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