子供のころ、
仮面ライダーが出現するまで、
否、仮面ライダーショーが始まるまで、
私にとって、一番のヒーローは、
スサノオのミコトだった。
夏祭り、神社の特設ステージで舞われる神楽を観て帰ると、
家では、姉や親を相手にスサノオのミコトを演じたものである。
面もないのに、文字通り素面で、
厳密にいえば、スサノオのミコト役のオジサンの真似をして、
姉たちに褒められると、調子に乗って、またやるのだった。
日本独特のリズムに乗って、オジサンたちが軽快に舞う
スサノオのミコトや
山の神(オオヤマツミのミコト)
に憧れたものである。
町内の八雲神社、南泉寺(秋葉山)を始め、
町外にまで観に行くと言って、親は大変だったろう。
去年の夏、遠くで暮らす友人に、
「神楽を観に、帰っておいでよ」と言ったら、
「ヤマタノオロチ、見に行きたいなぁ!」と言っていた。
かつらのフセ





