出雲のパワースポットめぐり 鰐淵寺②

鰐淵寺は訪れるたびに違う姿で出迎えてくれる。

きっと、深山の中に溶け込んでいるからなのだろう。

季節の移ろいが感じられる。

私は、特に若葉の季節が似合うと思っている。

 

根本堂の左側の空き地を通り過ぎると、

摩陀羅神社がある。

摩陀羅神を祀っている。

スサノオ神の遺骨が納められてあると聞いたこともある。

 

なぜ、「お寺に神社が、」と思って、

調べてみると、

摩陀羅神は、天台宗の守護神なのだそうだ。

摩陀羅神について、

深く掘り下げて調べてみるのも面白いが、

ここでは、軽く触れるに留める。

 

摩陀羅神社の傍らには、大きな杉の木が三本並んであり、私は、その大きさに圧倒されるばかりだが、

これに強い霊力を感じる人もいるのだとか。

たしかに、目の当たりにすると、

その生命力を感じ、圧倒される。

 

「人の領域は、里山まで。

奥山、深山は、動物や目に見えぬモノたちの領域」であると、

古くは、日本人もそう考えて、謙虚に暮らしてきたのだろう。

此処の寺社は、深山に融合するように佇み、

自然の力の前に、人間の無力さを再認識させてくれるようである。

2時間3時間、なるべく長時間滞在すれば、

自分自身も大自然の一部であると思えるようになる。

もっと言えば、ふもとのあたりから、

できるだけ長い距離を歩いて、

参拝するのが良いのだろうとも思う。

いづれにせよ、歩きやすい身支度で、向かうべきである。

令和8年6月

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