島根県のCovid19感染者数も20人を超え、街を歩く人の数もいよいよ少なくなってきました。
今、私たちにできることは何か、を一人ひとりが考えて、行動に移すことが大切です。だから、自分でも書いてみます。
島根県内の17人目の陽性確認患者Cさんのことを報道で知りうる限りの情報からも、「自宅待機要請を無視して、A さんBさんと・・・」とあるように、待機要請があっても、堪えることができずに、当事者同士で逢ってしまう人は会うのだから、あるいは、不要不急の外出自粛と言われても、ソーシャルディスタンスと言われても堪えられない人は、やはり忍耐力みたいなものがないのだろうから、仕方ないのです。だから、松江市を責めるつもりもなければ、A さんBさんCさんを責める気など毛頭ございません。犯人捜し的なことに興味はありません。どうやらCovid19は、いつ誰が感染源になるかわからないようだから、
とにかく、我慢できる人が我慢する、消毒できる人が消毒する、ことが重要です。
いろいろと考えれば、感染予防のためにできることはたくさんあります。欲望に耐えることができない人もたくさんいるけど、できる人が、できることを実行に移すことに集中してみると、他人に拘っている時間などありません。
私たち理容師は、理容学校で衛生法規・公衆衛生・消毒法を必ず学びます。私は、光線治療の仕事にかかわってもいます。今、私たちにできることは、感染症予防対策のほかにも、罹患したときに重症にならないように、また、ケガやその他の病気で病院に行かないように、そして疫病が終息した後に速やかに平時の暮らしに戻れるように、努めなくてはいけないと強く思います。
私たちにできること、うちでやっていること
疫病の時大切になってくることは、①人の移動の制限②消毒の徹底③健康管理です。
①人の移動の制限
感染症が疑われる事象が発生した場合、原因菌類、発生源、感染経路などを速やかに特定するために、人の移動を制限します。感染症の全体像が分かれば、その特徴に見合った対策として、隔離、学級閉鎖、休業などの措置が取られます。
ウィルスは、生細胞内でしか増殖できず、衣類・紙類についたものは2~8時間、硬貨・ドアノブ・プラスチック製品など表面がツルツルした物の上では24~48時間生存すると言います(いずれもインフルエンザウィルスの場合)。
つまり感染は、ヒト→物→ヒト→ヒト→物→ヒト→物→ヒト→・・・のように拡大し、人が動くことを止めれば、物から物へとウィルスで汚染されることはほとんどなく、物上では生き延びられないため、より速やかに、一時的にしても、終息が期待できます。一時的にしても、と書いたのは、新型コロナウィルスのことがまだ大部分わかっていないからです。また、たとえ一時的だったとしても、感染スピードが落ちれば、いわゆる「医療崩壊」の心配も少なからず和らげてくれるからです。
ºウチでやっていること
外食産業の方には申し訳ないけれど、外食を一切やめました。
友人とも、お互いの家に行ったり来たりするのを止めました。
趣味の魚釣りならいいだろう、と思っていましたが、“自分が不顕性感染だったら、自分が悪意なき感染源となり、他人を苦しめることになる”と気づき、今年1月からは魚釣りにも行っていません。
食料品の調達は、一週間に一度を目指しています。なかなか達成できませんが、買うものをメモして、それだけを買うようにして、ソーシャルディスタンスを保ち、外出時間の短縮に努めています。
ほかにもいろいろな時に、他人との接触回数、時間を少なくすることができないか考えてやっています。
健康管理、消毒に続く